Fender日本代理店の新サイトが開設!
みなさんこんにちは、GT-GEEKです!
今日は昨日4/1に開設されたFenderの日本版新サイトを紹介したいと思います!
これまでにFender USAの輸入代理を行っていた山野楽器やライセンスを受けて製作されていたFender Japanを販売していた神田商会が3月にホームページ上で発表した衝撃のニュースからひと月。
4/1に開設されたFenderの日本版新サイトのデザインは、というと本国サイト(英語版)のほぼほぼ丸写し。
トップのバナーには日本人のエンドースアーティストたちの勇姿が華々しく飾られています。
一番下を見てみると「2015 Fender Musical Instruments Corporation」の文字が。
つまりFender USAの直営管理となったわけですね。
気になる新製品のラインナップは、前代理店の頃にも発表されていたラッカー塗装仕上げのジャガーとジャズマスターに加え、
ストラトは1957、1963、1970年のレリック、テレキャスは1952、1960、1963年のレリックが発表。
個人的には70年仕様のストラトがブレットなしのラージヘッドにローズウッド指板、ネックは4点のプレート留めという、あまり見慣れない仕様の再現となっている部分がとても気になっています。
70年代のストラトと言えば、ブレットありのラージヘッドにメイプル指板で3点留めのマイクロティルトつき、ボディは白かナチュラルでしょ?と思っていたので、かなり新鮮です。
もちろん、ちゃんと(?)オリンピックホワイト・メイプル指板仕様もあるようなので、僕のような頭の硬い輩にも安心です。
更にはアメリカンカスタムという新シリーズも開始されるようです。
基本的な部分はストラトもテレも変わらず、ウレタンフィニッシュのアルダーボディと3Aフレイムメイプルonローズ/メイプル指板の22フレットネックが組み合わさる仕様。
カスタムショップ製のピックアップ(※スペックを見る限りハイパワーっぽいですね)
、2点支持のトレモロや6WAYブラスサドルのブリッジなど、アメデラの高級版といった雰囲気になりそうです。
これまでフェンダージャパンが出していたエアロダインや’65ムスタング、ペイズリーのテレキャスターなどは「Japan Exclusive」というシリーズに統合されたようです。
日本独占、ということは本国アメリカやヨーロッパなどでは相変わらず日本製フェンダーを売る気はないということでしょうか。
コロナフェンダーとジャパンフェンダーを比べられるのがイヤなのか、それともカスタムショップがフレットも電気系も現代仕様の見た目だけ57年、とかを作っている横で未だに184R指板に拘ったりするジャパンフェンダーがウザいのか。
僕自身はUSAの方が好きなので、あまりジャパンフェンダーには愛着がないのですが、「コストパフォーマンスに優れた完成度が高い代物」をアメリカ製やメキシコ製には諦めさせられてきたのも事実。
USA製パーツをふんだんに盛ったジャパンフェンダー的なイメージのギターはありそうでなかったので、もし今回の騒動(?)がプラスに働くとしたら、そういったEドワーズやらVァンザントやらCンバットのようなメーカーが出していたモデルの本家版が出る可能性もあるかも!というところに期待したいです。
なんとも今後の展開が楽しみですね!